あらすじ・ネタバレ

◆概要
平凡な会社員の和巳が出会ったのは花嫁探しで来日していた大公国の第二王子フリードリヒ。国のために恋はしないと言うフリードリヒだったが次第に和巳に惹かれていく。 和巳もまた叶わぬ恋と自分の道を進もうとするも、最後には結ばれる。

◆オススメする人
・剣解先生の作品が好きな人
・Mr.シークレットフロアシリーズを知ってる人
・BLが好きな人

◆あらすじ・ネタバレ
天涯孤独の根岸和巳の人生最悪の1日は朝出社したら破損申告の紙が貼ってあったことから始まった。アパートに戻ると部屋にトラックが突っ込んでいて 突っ込んでいて使えなくなっていた挙句の果てに雨が降る中、不良に絡まれて 絡まれていた所、金髪の天使が現れた。 その天使の正体は ウォルフヴァルトと大公国の第二王子フリードリヒ・フォン・ヴァイスエーデルシュタイン殿下だった。 行き場のない和巳は陛下がシークレットフロアに滞在期間の二週間の間お世話になることになった、しかし和巳に人の感情が色として見ることができる事できると言う秘密があった。それは亡き姉との約束で秘密として言わないでいたが、だからこそフリードリヒの感情を見ることができた。それがかえって不審に思われる結果となりSPに疑われた。フリードリヒは拷問とそして和己を抱いた。 次第に2人は惹かれあっていくのだが、フリードリヒが日本に来たのは花嫁候補を探すためだった。 自分では無い誰かがフリードリヒのそばにいるそのことに嫉妬する和己だった。ある時フリードリヒがSPをまいてお忍びで観光をしに行った時割には満員電車で 和己が体調を崩した、 それは接触恐怖症で家族を亡くした事故で 溢れる姉の苦痛の感情を見てしまったからだと感情の色が見えることを打ち明けた。 和己が心優しく敵ではないと分かっていたが、STたちが気に入らず追い払おうとする。「もしも兄が私の存在を厭うならこの身を消しても良いほどに私は国を愛している」そう言ってフリードリヒは争いの元になる結婚も子も取りやめ和巳と生きることを選んだ。

◆面白いポイント
フリードリヒはいつも和巳の事を小ネズミと呼んでいる。 ドイツ語でモイスヒェンとかマウジーとは小さなネズミを意味する言葉だが娘や恋人への呼びかけと言う意味だと言う事が最後の最後に分かった。フリードリヒはきっと最初から和巳が好きだったのでは？と思わせる。